循環器内科
『当たり前の医療が普通に受けられる。そして、それが世界標準レベルである。』
これが我々の診療方針です。
循環器科では1989年に冠動脈造影、1990年に冠動脈カテーテル治療(PCI)を開始しました。2005年の心臓カテーテル検査室の増設(2室)を経て、冠動脈造影、PCI 、EVT数 は増加し、全国でも有数の症例数をほこる病院になりました。また、2000年には心臓血管外科を開設し、ハートセンターとしてあらゆる循環器疾患に対応しています。
内科・外科の垣根がなく、ICUや病棟は共通です。お互いの患者さんについて情報を共有し、意見を述べ治療方針の決定や徹底に努めています。看護師以外にも薬剤師、急性期クリニカルエンジニアチーム、心臓リハビリチーム、栄養サポートチームなど、多くの優秀なスタッフがチーム医療実践のため、活躍しています。まさに医師・コメディカルが一体となってハートチームを形成し、患者さんにとって最善の医療を提供しています。
そして、若い医師が修練を積む場としても最適な環境だと自負しています。卒業大学に関係のないオープンな医局であり、現在のスタッフの出身大学も様々です。学閥が全くなく、自由な雰囲気でトップレベルの循環器医療を研鑽し、地域チーム医療も実践することができます。希望者はできるだけ受け入れますので、ご連絡ください。
我々のモットーは、患者さん第一(Patient first)であり、常に、何ができるか(What can I do)ではなく、何が本当に必要か(What should I do)を考える医療を追求していきたいと考えています。
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対し、24時間体制でPCIを施行しています。現在までに10,000件を越える経験があり、最近では各種ステントやロータブレーターを中心に多くのNew deviceを使用し、安全かつスピーディーに治療を行っています。
また、全身各部位の動脈硬化性病変に対し、心臓血管外科や放射線科と協力し、末梢血管形成術やステント留置術、大動脈瘤に対する経皮的大動脈ステント内挿術等を積極的に施行しています。動脈硬化症を全身の血管病と捉え、PCIのみならず、生活習慣の改善、服薬指導、栄養指導、心臓リハビリなどにも力を入れています。
また、徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み術は計1,700件を越え、2007年から開始した致死性不整脈に対する埋め込み型除細動器(ICD)、各種不整脈に対する高周波カテーテルアブレーション治療等の症例数も増加の一途をたどっています。心不全に対する心臓再同期療法も積極的に行っています。2014年には、経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI) の実施施設に認定され、2015年には40例に施行し良好な成績です。
成人の循環器疾患に対しては、ほとんどの疾患に対応できる体制が整っており、高知県下の多くの施設から患者さんを紹介していただいています。急性期治療が終われば、紹介医と一緒に二人目の主治医として診療を継続し、地域全体でチーム医療を展開しています。
氏名 | 卒業 | 出身校 |
浜重 直久(内科部長) | 1976年 | 神戸大学 |
川井 和哉(副院長・循環器内科主任部長) | 1983年 | 東京医大 |
深谷 眞彦(循環器内科部長) | 1968年 | 長崎大学 |
窪川 渉一(循環器内科部長) | 1988年 | 高知医大 |
関 秀一(循環器内科部長) | 1992年 | 高知医大 |
山本 哲史(循環器内科部長) | 1995年 | 関西医大 |
要 致嘉(循環器内科科長) | 1995年 | 埼玉医大 |
中岡 洋子(循環器内科部長) | 1999年 | 高知医大 |
西田 幸司(循環器内科部長) | 1999年 | 金沢医大 |
今井 龍一郎(循環器内科科長) | 2003年 | 東京医大 |
細田 勇人 | 2009年 | 東京医大(国内留学中) |
楠目 宝大 | 2012年 | 高知大学 |
松田 英之 | 2013年 | 高知大学 |
西村 祐希 | 2015年 | 高知大学 |
冨士田 崇子 | 2015年 | 高知大学 |
木田 遼太 | 2016年 | 徳島大学 |
土居 義典(顧問,学術担当理事) | 1972年 | 大阪医大 |
- 日本循環器学会専門医 …………………………………… 12名
- 日本内科学会認定医 ……………………………………… 15名
- 日本内科学会総合内科専門医 …………………………… 8名
- 日本心血管インターベンション治療学会専門医 ……… 4名
- 日本心血管インターベンション治療学会認定医 ……… 3名
- 日本不整脈心電学会専門医 ……………………………… 1名
- 日本高血圧学会指導医 …………………………………… 2名
- 日本老年医学会専門医 …………………………………… 3名
- 日本心臓病学会上級臨床医 ……………………………… 3名
- 日本循環器学会 専門医研修施設
- 日本内科学会認定 教育病院
- 日本心血管インターベンション治療学会認定 研修施設
- 日本不整脈心電学会 不整脈専門医研修施設
- 日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
- 日本高血圧学会専門医 認定施設
- 日本老年医学会 老年病専門医制度 認定施設
- 日本老年医学会 認定施設
- 厚生労働省 基幹型臨床研修病院
- 経皮的冠動脈形成術(ロータブレーターによるもの)届出施設
- 埋込型除細動器(ICD)移植術・交換術届出施設
- 両心室ペースメーカー(CRTP)移植術・交換術届出施設
- 両心室ペーシング機能付埋込型除細動器(CRTD)移植術・交換術届出施設
- 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)実施施設
![]() | 副院長 循環器内科主任部長 川井 和哉 (高知県 出身) Kazuya Kawai M.D. | 日本心血管インターベンション治療学会 指導医 日本内科学会 総合内科専門医 日本内科学会 研修医指導医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会 認定内科医 麻酔標榜医 医学博士 |
【専門分野】心臓や血管の病気、不整脈などを担当しています。特に狭心症や心筋梗塞など冠動脈の病気が専門です。 | ||
【PR】よき仲間に恵まれて、楽しく仕事をさせてもらっています。 | ||
![]() | 循環器内科部長 兼 検査部顧問 深谷 眞彦 (高知県宿毛市 出身) Masahiko Fukatani M.D. | 日本循環器学会 循環器専門医 日本不整脈学会 日本心電学会 不整脈専門医 日本高血圧学会 指導医 日本不整脈学会 植込型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修履修医 日本老年医学会 指導医 日本老年医学会 認定専門医 日本内科学会 認定内科医 日本内科学会 認定研修医指導医 日本医師会 認定産業医 高知大学医学部 臨床教授 医学博士 |
【専門分野】循環器疾患の中で主に、不整脈の診療を担当しています。 | ||
【PR】患者さんと話すことが好きですので、気軽に受診してください。 | ||
![]() | 循環器内科部長 兼 検査部部長 窪川 渉一 (高知県 出身) Shoichi Kubokawa M.D. | 日本内科学会 専門医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会 認定内科医 |
![]() | 循環器内科部長 関 秀一 (徳島県 出身) Shuichi Seki M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会 認定内科医 日本心血管インターベンション治療学会 専門医 日本老年医学会認定 老年病専門医 |
【専門分野】虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症など) | ||
【PR】外来診療では「来てよかった」と思っていただける診療を心がけておりますが、お待たせすることも多く心苦しく思っております。落ち着いている患者様は気長にお待ちくださいませ。 | ||
![]() | 循環器内科部長 山本 哲史 (高知県 出身) Satoshi Yamamoto M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 医学博士 内科学会 認定医 日本循環器学会 循環器専門医 産業医 日体協会認定スポーツドクター 日本心血管インターベンション治療学会 専門医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 |
【専門分野】循環器疾患 | ||
【PR】生活習慣の改善を含めた一次予防、二次予防にも力を入れていきたいと思っております。 | ||
![]() | 循環器内科部長 要 致嘉 (高知県四万十市 出身) Noriyoshi Kaname M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会 認定内科医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 VHJ機構指導医 日本医師会認定産業医 医学博士 |
【専門分野】循環呼吸器学、デバイス治療、不整脈の診療を担当しています。 | ||
【PR】かかりつけ医の先生と病診連携をとりながら、丁寧な診療を心がけています。 | ||
![]() | 循環器内科部長 中岡 洋子 (高知県 出身) Yoko Nakaoka M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 日本内科学会 認定内科医 日本循環器学会 循環器専門医 |
![]() | 循環器内科部長 西田 幸司 (高知県 出身) Koji Nishida M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医 日本内科学会 認定内科医 日本心血管インターベンション治療学会 専門医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 |
【専門分野】虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) | ||
![]() | 循環器内科科長 今井 龍一郎 (東京都 出身) Ryuichirou Imai M.D. | 日本内科学会 認定内科医 日本内科学会 総合内科専門医 日本循環器学会 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 |
【専門分野】虚血性心疾患 | ||
![]() | 医師 細田 勇人(国内留学中) (茨城県 出身) Hayato Hosoda M.D. | 日本内科学会 認定内科医 |
【PR】胸部症状があったり、血管の病気がないか心配だという方は、是非気楽に御相談下さい。 | ||
![]() | 後期研修医 楠目 宝大 Takahiro Kusume M.D. | 日本内科学会 総合内科専門医 日本内科学会 認定内科医 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 |
![]() | 後期研修医 菅根 裕紀(国内留学中) Hiroki Sugane M.D. | |
![]() | 後期研修医 松田 英之 Hideyuki Matsuda M.D. | 日本内科学会 認定内科医 |
![]() | 後期研修医 西村 祐希 (兵庫県たつの市 出身) Yuki Nishimura M.D. | 日本内科学会 認定内科医 |
【PR】患者さんからも同じ職場の方々からも信頼されるよう、日々精進します。 「笑顔で元気良く」をモットーに頑張りますのでよろしくお願いします。 | ||
![]() | 後期研修医 冨士田 崇子 (広島県 出身) Takako Fujita M.D. | 日本内科学会 認定内科医 |
【PR】患者さん一人ひとりに真摯に向き合う診療をしていきたいと思います。よろしくお願いします。 | ||
![]() | 医師 木田 遼太 (宮城県 出身) Ryota Kida M.D. | |
【PR】患者さんに対するよりよい治療を提供できるよう、がんばります。 よろしくお願いします。 | ||
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オプトアウトについて
通常、臨床研究を行う際は、文書もしくは口頭にて説明し同意を取得します。ただし、臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入を伴わず診療情報等のみを用いる研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません。しかし、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、患者さまが研究への参加を拒否できる機会を保障することが必要とされております。このような方法を「オプトアウト」と言います。
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